霊園四季便り

【高輪メモリアルガーデン】珍しい？ガラスのお墓？デザイン墓？ 2016年5月16日

高輪メモリアルガーデン（東京都港区）今日のお天気は晴れ、気温２３℃、湿度７６％です。新しいお墓をご紹介します。『キャドガラス』を使ったお墓です。非常に珍しいです。

もっと、よーく見てみましょう。

石碑の中心部分が、丸くえぐれている加工になってます。その周りはブラスト加工がかかっている為、白くなっています。そこに、『キャストガラス』がはめ込んでいます。窓を表現しています。（そうらしい、です）商品のコンセプトが『大切な人との語らい』です。

川崎市の地場産業、『最高級かわさきガラス』を使用しています。ガラスの後ろを突き抜けにするとか、反射板と置くことで墓所の立地による様々な採光条件に対応します。ガラスの透明感と石の存在感が楽しめます。大野屋独自のブランドとし【KIZUNADESIGN】としてもうすぐ、大野屋全体で発表される予定（たぶん）です。商品名は『融・YU』です。墓参者と故人をつなぐ意味で窓をデザインに取り込みました。石材とガラスが融合した墓石が醸し出す表情が大切な人との語らいをはずませてくれます。

　左側面から

　後ろから

『ガラス』と聞くとすぐ割れる心配がありますが「かわさきガラス」のキャドガラスはソーダガラス系のガラスを用いていて一般的な住宅の窓ガラスに使用されているガラスと同じ成分で出来ている為、簡単に割れない作りになっています。一般的に使用されている御影石のその成分の約８５％はガラスの原料となる珪石であること考えても、ガラスと似た成分の素材だと言えます。石材との違いは？・・・石は雨水など水分を吸います。ガラスは吸いません。水を吸う御影石は水分吸収と乾燥を繰り返していると数十年で風化が始まります。ソーダガラス系は普通風化するまでに数百年はかかります。豊かな色彩と透明性が『キャドガラス』の魅力です。ガラスは人工的に作り出せるので芸術品でも用いられます。本来、墓石には必要とされなかった要素だと思います。ちなみに、 汚れや、コケ藻が増えた場合、柔らかいブラシと石鹸水、中性洗剤を利用るといいそうです。ガラス墓は、水を吸わないため、実際に石より有機堆積物が付着することが少ないのです。お墓は実際に建っていますで、イメージが伝わりやすいです。一度ぜひご覧になって見てください。

東京メトロ南北線・都営三田線の「白金高輪駅」、都営浅草線「高輪台駅」より歩いてお参りをして頂けます！

高輪メモリアルガーデンの詳細はこちら

高輪メモリアルガーデンの最新情報