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「子供に負担をかけたくない」その思いやりが負担の元? 2016年2月25日

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メモリアルアートの大野屋関西支社です。

昨年の秋から先月まで岐阜新聞、山形新聞、釧路新聞などに弊社社員、川島のコラムが掲載されていましたが、ご覧になられた方はいらっしゃいますでしょうか?

『葬儀 知っておいてほしいこと』と題した全15回のコラムでは、葬儀のベテランスタッフである川島が、葬儀をめぐる意外な盲点や対処法を、印象深いお客様のエピソードなども交えながらご紹介させていただきました。

今日の投稿は、そんな『葬儀 知っておいてほしいこと』から。


 高齢の方から自身の葬儀の生前相談を受けるとき、よく耳にするのが「子供に負担をかけたくない」という言葉です。
(中略)
多くの葬儀を経験してきて、その大変さを知っているからこその優しい思いやりなのでしょう。ところが、そうした親心が必ずしも子供の負担の軽減になるとはかぎりません。
(後略)
[岐阜新聞 2015年11月29日『葬儀 知っておいてほしいこと』より引用]


ややドキッとする内容ですが、記事によると「子供に費用面、精神面ともに負担をかけまいと小規模な葬儀を契約するケースがあるが、会葬者が多少増えたとしても費用面は、実はほとんど変わらない。また、葬儀を知らせていなかった場合、後日自宅に弔問を受けたり香典が届いたりと、かえって悩ましくなることもある」そうです。

ご紹介のコラムはお葬式に関するものですが、実はお墓でも似たようなことが起こりえます。

散骨や合葬タイプの永代供養墓は増加傾向にありますが、安易に選んでしまった場合、子供たちが手を合わせる場所がなくなってしまいます。

お墓の管理費は、広さにもよるものの、年間数千円程度の額が多く、そこまで大きな負担ではありません。また、家族でお参りをして掃除などの手入れを行うことで、家族やご先祖様に感謝の気持ちが芽生えるなど、いわば子供さんお孫さんの情操教育に役立つといった面もあります。

さらにコラムでは「葬儀を通じて、親の友人や縁の遠い親戚から故人の思いがけない一面を聞かせてもらえることもある」としていますが、これもお墓でも同じことが言えます。
生前に親交のあった方から親の思い出話を聞き、語り合うことが、一種のご供養となることもあります。

ですので、ご家族のおられる方は、お葬式もお墓も負担をかけなくて済むからといった想いだけで決めてしまうのではなく、子供さんたちともしっかりと話し合って決めることが大切かと思われます。

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